経営者のヒント
他社が作ったホームページは修正できる?制作会社を変更するときの確認ポイント
「ホームページを作った会社と連絡が取れない」「修正だけ別の会社に頼みたい」。そんな場合でも、現在のホームページの状態や管理情報によっては、別の制作会社へ修正や管理を依頼できることがあります。ただし、すべてのホームページがそのまま引き継げるとは限りません。まず何を確認すればよいのか、順番に整理していきます。
1.他社が作ったホームページでも修正できる場合があります
ホームページを制作した会社と、現在修正や管理をお願いする会社が同じである必要はありません。
現在のホームページの仕組みや管理情報を確認し、必要な権限が揃っていれば、別の制作会社が修正や更新を行える場合があります。
たとえば、次のような修正です。
- 文章の修正
- 画像の差し替え
- 住所や電話番号の変更
- 営業時間の変更
- 新しいページの追加
- 採用情報の更新
- 問い合わせフォームの修正
- WordPressの更新や調整
大切なのは「他社制作だから無理」と最初から判断するのではなく、まず現在のホームページの状態を確認することです。
2.最初に確認したいのはWordPressなどの管理画面
WordPressなどのCMSを使用しているホームページの場合は、まず管理画面へログインできるか確認します。
管理者権限でログインできれば、現在のページ構成や使用しているテーマ、プラグインなどを確認できる可能性があります。
ただし、WordPressへログインできるだけで、すべての修正ができるとは限りません。
ホームページによっては、独自のプログラムや特殊なテーマ、外部サービスなどが使われていることもあります。
そのため、新しい制作会社へ依頼する際には、まず現在の仕組みを確認してもらうことが重要です。
管理画面には入れるものの、どこを変更すればよいか分からない場合は、「ホームページを自分で更新できないときはどうする?原因と対処法」も参考にしてください。
3.サーバー情報が分かるか確認する
ホームページのデータは、通常サーバー上に保存されています。
そのため、より深い修正やバックアップ、プログラムの確認などを行う場合には、サーバーの管理情報が必要になることがあります。
確認したい情報としては、たとえば次のようなものがあります。
- 利用しているサーバー会社
- サーバー管理画面のログイン情報
- FTPやSFTPなどの接続情報
- データベースの情報
- バックアップの有無
これらが分からない場合でも、すぐに修正不可能と決まるわけではありません。
契約書、請求書、メール、過去の制作会社とのやり取りなどから、利用しているサーバーを確認できる場合があります。
4.ドメインを誰が管理しているか確認する
ホームページのURLに使われているドメインについても確認が必要です。
ドメインは、ホームページの住所にあたる重要な情報です。
ホームページの制作会社がドメインを管理している場合もあれば、自社で直接契約している場合もあります。
特に制作会社を変更したり、サーバーを移転したりする場合には、ドメインの管理状況を確認しておくことが重要です。
- どこの会社でドメインを取得しているか
- 契約者名義は誰になっているか
- 管理画面へログインできるか
- 更新費用を誰が支払っているか
5.現在の制作会社との契約内容も確認する
技術的に修正できる状態でも、現在の制作会社との契約内容によっては注意が必要です。
たとえば、制作時の契約書や保守契約に、他社による修正についての取り決めが記載されている場合があります。
また、ホームページのデザインやプログラムなどの権利関係についても、契約によって条件が異なります。
そのため、別の会社へ修正を依頼する前に、現在の契約内容を確認しておくと安心です。
技術的に修正できることと、契約上自由に修正できることは別の問題です。契約書がある場合は、一度確認しておきましょう。
6.制作会社と連絡が取れない場合でも確認できることがあります
「制作会社と連絡が取れないから、もう何もできない」と考えてしまう方もいるかもしれません。
しかし、状況によっては確認できる情報があります。
- WordPressのログイン情報
- サーバー会社から届いているメール
- ドメイン更新に関するメール
- サーバーやドメインの請求書
- 制作時の契約書
- 過去のメールや資料
- 社内で保管されているID・パスワード
こうした情報を確認することで、現在のホームページを誰がどのように管理しているのか見えてくる場合があります。
元の制作会社と連絡が取れず、今後どう対応すればよいか分からない場合は、「ホームページ制作会社と連絡が取れないときの対処法」で、確認する順番を詳しく紹介しています。
そもそも制作会社が分からない場合
昔作ったホームページで、どこの会社に制作を依頼したのか自体が分からない場合は、「ホームページの修正を頼みたいけど制作会社が分からないときの対処法」で、社内資料やサーバー・ドメイン情報などから確認する方法を紹介しています。
7.すぐに修正費用を出せないこともあります
他社が制作したホームページの場合、最初から正確な修正費用を出すことが難しいケースがあります。
これは、ホームページの内部がどのように作られているのか、外から見ただけでは分からないことがあるためです。
たとえば、一見簡単な文章修正に見えても、特殊なシステムや独自のプログラムが使用されている場合があります。
そのため、新しい制作会社では、まず現在のホームページの状態を確認してから、修正方法や費用を判断する場合があります。
他社制作サイトでは「修正作業」より先に、「現在どのような状態なのかを確認する作業」が必要になることがあります。
8.全部作り直す必要があるとは限りません
別の制作会社へ相談すると、「全部リニューアルしなければならないのでは」と心配になる方もいるかもしれません。
しかし、現在のホームページの状態に問題がなければ、必要な部分だけを修正しながら使い続けられる場合もあります。
たとえば、次のような対応です。
- 一部の文章や画像だけ修正する
- 必要なページだけ追加する
- 問い合わせフォームだけ修正する
- 古くなった部分だけ改善する
- 保守や管理だけ別会社へ変更する
一方で、システムが古い、セキュリティ上の問題がある、管理情報が取得できないなどの理由から、作り直した方が安全な場合もあります。
まずは現在の状態を確認したうえで、修正・引き継ぎ・リニューアルのどれが適しているかを判断することが大切です。
まとめ
他社が制作したホームページでも、別の制作会社へ修正や管理を依頼できる場合があります。
ただし、ホームページの仕組みや管理状況によって対応できる範囲は異なります。
まずは次の情報を確認してみてください。
- WordPressなどの管理画面へログインできるか
- サーバーの契約情報が分かるか
- ドメインの管理情報が分かるか
- 現在の制作会社との契約内容はどうなっているか
- 制作時の資料やメールが残っているか
- 必要な修正内容を整理できているか
- 修正・引き継ぎ・リニューアルのどれが適しているか
情報がすべて揃っていなくても、現在分かっているところから整理することで、次に何を確認すればよいか見えてくることがあります。
ここまで読んで、自社の場合が気になった方へ
ホームページを作る前・見直す前に、
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問い合わせが来ないからといって、すぐにホームページを作り直す必要があるとは限りません。
まずは現在の状況を確認し、これから必要なことを整理してみましょう。
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